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台湾での不正調査2

2011 - 09/14 [Wed] - 20:00

こういう状況で、なぜ内部監査が必要なのか?と尋ねると事情はこうであった。

・日本人社長T氏はやり手だが、社員からの人望もなく、日本人会でも良い評判を聞かない。

・架空売上やパーツ在庫の無断持ち出しが行われているという匿名の告発電話が入った。

・告発の内容が事実なら、自分たちの監査責任も問われかねない。

・そういう微妙な立場の自分たちが告発電話を受けて特命監査を行うのは、利益相反になり、コンプライアンス上好ましくない。

・東京本社からも数年に一度は監査役と監査部員がやってきて内部監査を行っているようだが、実態的には視察と称した観光となっている。

中小企業の経営者から事業再生の相談を受ける時にはしばしば感じることがある。それは「なぜもう少し早く相談してくれなかったのか」という事だ。この思いはおそらく他の再生実務家の皆様も同様ではないだろうか。

こういう手遅れをなくそうという発想から、私どもは数年前から内部監査の相談にも応じている。第二会社や会社分割による債務の切り離しを「外科手術」とするなら、さしずめ内部監査は「健康診断」だ。

自覚症状が出る前に問題を発見し、処方箋を書く。手詰まりになってから出来る事はたかが知れている。無理をすればどうしても債権者の意向を無視した対応を取らざるを得なくなる。そんな事をすれば債権者の反感を買い、時には訴訟に発展するなど、ろくな事はない。

今回の依頼は内部監査といっても不正調査に焦点を当てたものだ。東京本社からの依頼を受ける形になるとはいえ何とも気が重い。

仮に不正が行われているとしてもほとんどの社員は真面目に働いているはずだ。それを刑事が現場にいる人物全員のアリバイを確認するが如く最初から全員を疑ってかからなければならない。まして私は中国語が出来ない。知っている単語は、ニーハオと謝謝ぐらいだ。

しかし「犯罪以外は何でもお請けします」「日本全国の社長様の悩みを解決します」と常日頃から公言し名刺にも刷り込んでいる以上、やる前から断る理由も見つからない。

結局、我々はこの案件を請けることにした。M氏に押し切られたという方が正確かも知れない。要するに「あの社長は不安なので見てきて欲しい」という事である。

次号は、いよいよ現地に飛ぶことになります。

・・・・・・・・・・・・・ No.3

最後までお読み頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願い致します。

【登場する名称・地名・日時等はフィクションとさせて頂きますが、起こった現象は出来るだけ事実に基づいてお伝えしています。】

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