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石川銀行破綻の爪痕5

2011 - 10/20 [Thu] - 09:00

5.現状分析

(1)債務の増加

KPMGフィナンシャル(以下、SPC)は、整理回収機構から10社120億円程度の債権をいくらかで買い取り、そこに利益を乗せてM社長他10社に請求しているようであった。

M社長の銭湯の債務は元々5億円だったのであるが、SPCのスキームでは、10社が互いに連帯保証をする契約になっていた。

即ち、M社長の銭湯の債務5億円がいつの間にか10社分(約20億円)に膨れ上がっていたのである。

ところがM社長は、全くこの事に気付かずに数々の契約書に押印をしており、私が解説をして初めて「そうだったのですか」と驚いていた。

(2)債務の圧縮

M社長の借金は元々5億円であった。SPCは、この債務を時価に引き直した。

即ち、実際に回収出来そうな金額1億円(優先債務)と残額4億円(劣後債務)に分け、優先債務を当初の10年間で返済させて、残りを11年目から5年で返済させるというスキームであった。

残額の4億円を放棄してしまうと債務免除益や贈与の問題が発生するので、契約書上は劣後債務もキッチリと残してあった。

劣後債務を回収する意思が無いことは、

① 優先債務を完済すれば銭湯に設定した抵当権を解除すること、

② 劣後債務を請求したのでは「圧縮スキーム」が無意味になること、

から明らかであった。

しかし、SPCが劣後債務を残したことで我々は、後々大変な苦労をすることになる。

・・・・・・・・・・・・・ No.20

最後までお読み頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願い致します。

【既に報道され公となっている名称や事実以外は、プライバシー考慮保護の観点からフィクションとさせて頂きますが、起こった現象は事実をお伝えしています。】


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