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実録、石川銀行破綻の爪痕1
今回から、弊社が一昨年から取り組んだ顧問先の案件をご紹介します。
今回は、報道され公となった名称等は実名で記載し、その他はプライバシー保護の観点からフィクションとさせて頂きますが、起こった現象は事実をお伝えします。
実録、石川銀行破綻の爪痕1
1.出会い
「借入金の返済がしんどくて困っているらしいので相談に乗ってやってくれ」
知人からそう言われて、北陸地方K市で銭湯を経営しているM社長と初めてお会いしたのは、平成21年3月5日のことだった。
M社長の実家は祖父の代から銭湯を営んでおりその歴史は100年になる。M社長になってからも既に30年近く、順調に家業を続けていた。
銀行取引は石川銀行一行取引で、平成になってからは紹介されるままに廃業した他の銭湯を融資付きで買い取り、年商1億円で借入金は5億円という状態だった。
これで資金繰りが廻っていた理由は、石川銀行が月額のキャッシュに合わせて返済期間を調整してくれていたためで、貸付金の多くは、20年や30年という、非常に長い返済条件であった。
・・・・・・・・・・・・・ No.16
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願い致します。
【既に報道され公となっている名称や事実以外は、プライバシー考慮保護の観点からフィクションとさせて頂きますが、起こった現象は事実をお伝えしています。】
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