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台湾での不正調査11

2011 - 09/28 [Wed] - 09:00

東京に戻った私は、9月6日、A監査法人のパートナーM氏と、東京にある依頼主の本社を訪ねた。臨時役員会の席上で、台湾での調査結果を発表することになった。

架空売上の形で貸付を行い、それが焦げ付いてしまったことを報告すると、場は静まり返った。後から聞くと、T社長は創業者一族の遠戚に当たるそうで、創業者である会長の手前、誰もが遠慮して口を開こうとしない。

やがて創業者が言った。

「コンプライアンスが叫ばれている昨今、身内を庇うような企業は市場から退場させられてしまう。遠慮は要らないので徹底的に膿を出して欲しい」

監査法人の手前もあったのかも知れないが、なかなか立派な心がけだ。

実はこういう場面は初めてではない。
10年前なら間違いなく「割賦販売の焦付で処理しておいてくれれば良いものを(要らぬことをして)」という雰囲気があったものだ。
時代が変わったのかも知れない。

創業者の御墨付を得て、いよいよ本当の金の流れを掴むべく、再び現地に赴くこととなった。

9月8日、台湾に戻り、当社(台湾販社)の通話記録を電話会社から取り寄せた。

T社長の回線は独立した番号だ。
17時15分の定時を過ぎれば、T社長以外は誰も残っていない。

T社長の回線記録には、L社長の携帯番号がズラッと表示されている。
定時以降のほとんどの通話記録がS社のL社長にかけたものだ。
一回や二回ではない。ここ1か月で三十数回は通話している。
通話時間も記録されている。短い時で3分40秒、長い時で22分55秒。

私も何度かL社長の携帯にはかけたことがある。

〝ニーポートティエンファ…〟(あなたのおかけになった電話は…)

というアナウンスが流れる。まさかこのアナウンスを聴きながら、22分間も受話器を握りしめていることはあるまい。

間違いない。T社長は、S社のL社長と毎日のように連絡を取り合っていたのだ。

・・・・・・・・・・・・・ No.12

最後までお読み頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願い致します。

【登場する名称・地名・日時等はフィクションとさせて頂きますが、起こった現象は出来るだけ事実に基づいてお伝えしています。】

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